方法論・スコアの算出根拠
「無料のIQテストは怪しい」と感じる方のために、本サイトのテストが何をどう測り、スコアをどう計算しているかをすべて公開します。
測定する5分野
- 論理: 図形パターンの規則発見(行列推理)と、三段論法・真偽推理・対応推理・順序推理。知能検査で広く使われるレイヴン型の課題を含みます。
- 数的処理: 数列の規則発見と数量推理。
- 言語理解: 類推(A:B=C:?)、分類、決まりの適用と条件推論。語彙の意味を知っているかは問いません。
- 空間認識: 回転図形と鏡像の判別(心的回転課題)。図形の選択肢はプログラムで生成しており、正答が幾何学的に一意になることを機械的に保証しています。
- 記憶力: 数字・単語の記銘と再生(ワーキングメモリ課題)。記銘内容は数秒で自動的に隠れます。
スコアの算出方法
- 問題は難易度別のプール(1,062問)から受験ごとにランダムに出題されます。各問題には難易度(1〜5)の重みが設定されています。
- 重み付きの正答率を計算します。
- 全問が4択なので、まったく分からなくても4分の1は当たります。この当てずっぽう分(25%)を差し引き、「実力で解けた割合」に直します。
- そのセッションの出題構成(難易度別の想定正答率)から期待値を求め、テストごとのばらつきで割って標準得点(z値)に変換し、IQ = 100 + 15 × z として推定IQを算出します(表示レンジ60〜145)。ばらつきはテストごとに異なるため、テストごとの値を使っています。
- 回答時間も採点にわずかに反映します。難易度ごとの想定時間より速く、かつ正確に答えるほど小さな加点(最大+7)、時間がかかるほど小さな減点(最大-5)になります。この補正は「実力で解けた割合」に比例するため、当てずっぽうの速答では加点されません。
- パーセンタイル(上位何%か)は正規分布の累積分布関数から計算します。
- 正答数が当てずっぽうと区別できる水準に届かなかった場合は、推定IQを表示しません。偶然の数値を能力の推定値として出さないためです。
測定には必ず幅があります。 同じ人が受け直しても、出題の運や体調でスコアは動きます。本格版(30問)の測定の標準誤差はおよそ10点、種目別(20問前後)はおよそ11点で、結果画面にはこの幅を95%の範囲として併記しています。1点の差に意味はありません。分野別スコアは1分野あたりの問題数が少ないため、さらに誤差が大きくなります(およそ±27)。
暫定基準について: 現在の変換パラメータは問題設計に基づく暫定値です。受験データの蓄積に応じて実データで再標準化し、更新履歴をこのページで公開します。採点基準を変えると同じ実力でもスコアの意味が変わるため、結果には採点基準の版を記録しており、版をまたいだ平均や比較は行いません。将来的には学歴・職種・年代別の日本人基準の提供を目指しています。
このテストの限界
- 本テストは統計的推定による自己理解・エンターテインメント目的のものであり、医療機関や資格を持つ心理士が実施する知能検査(WAIS、WISC等)の代替ではありません。
- 体調・環境・デバイスによってスコアは変動します。1回の結果を能力の確定的な評価とみなさないでください。
- 発達特性や知的機能に関する心配がある場合は、医療機関・自治体の相談窓口にご相談ください。
データの取り扱い
結果表示の前に入力いただくプロフィール(学歴・職種・年代等)は、個人を特定しない統計データの作成とスコアの標準化に利用します。詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。
