「無料のIQテストは怪しい」と感じる方のために、このテストが何をどう測り、スコアをどう計算し、採点基準をいつ変えたかをすべて公開しています。
測定には必ず幅があります。 同じ人が受け直しても、出題の運や体調でスコアは動きます。本格版(30問)の測定の標準誤差はおよそ9点、種目別(16〜20問)はおよそ10〜12点で、結果画面にはこの幅を95%の範囲として併記しています。1点の差に意味はありません。分野別スコアは1分野あたりの問題数が少ないため、さらに誤差が大きくなります(およそ±27)。
難易度(1〜5)は、解くのに必要な手数や絞り込みの量をもとに付け、受験データが集まった時点で実際の正答率と突き合わせて付け直します。見た目の情報量(数字の桁数やヒントの本数)だけでは決めません。
較正の方法: まず、難易度どおりに正答率が下がっている分野(論理・数的処理)の結果から受験者集団の平均的な能力を推定します。次に、各問題の正答率を同じ形式・同じ難易度の問題の平均と合わせて推定し、応答モデル(能力と難易度の差で正答率が決まる式)で難易度に直します。回答数が少ない問題は形式ごとの平均に寄せ、回答が集まるたびに更新します。
採点基準を変えると、同じ実力でもスコアの意味が変わります。結果には採点基準の版を記録し、版をまたいだ平均や比較は行いません。将来的には学歴・職種・年代別の日本人基準の提供を目指しています。
2026-10-09: 受験データで難易度を較正
初回受験204人・回答4,996件の正答率から、全問の難易度を付け直しました。記憶力と空間認識の星4・星5の問題は正答率80〜98%で星2と区別がつかなかったため大半を下げ、見た覚えでは解けない再生形式の記憶問題、回転と反転を順に行う合成変換の空間問題、サイコロを4回転がす問題を高難度の在庫として追加しました。同じ正答数でも、記憶・空間の問題の重みが下がります。
2026-09-02: 全問の難易度を監査
独立した監査役が全1,062問を解き直して難易度を付け直し、選択肢の作り方の欠陥(規則だけで消せる誤答肢など)を直しました。
2026-08-27: 推測補正と測定不能判定
4択で偶然当たる分(25%)を差し引く推測補正、テストごとのばらつき(σ)、偶然と区別できない成績を数値にしない判定、回答時間補正の適用順の是正を入れました。
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